Peg Solitaire
ソリテール(solitaire)とは、一人で遊ぶことのできるゲームのことですが、トランプのゲームを指す場合が多いです。
ここでは、トランプではなく、ペグ(peg)、つまり、杭を、盤上で動かすゲームを取り上げます。
ペグ・ソリテールとは、盤上の杭(または、ボール)を動かして、クリアを目指すゲームです。
ペグ・ソリテール
ペグ・ソリテールには、いろいろな遊び方がありますが、代表的な遊び方は、以下の様な状態から、ペグを決められたルールで動かしてペグを取り除き、
イギリス式 | フランス式 |
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最終的に、ペグを1つだけ残るようにすることです。
遊び方
ペグを動かすルールは、以下のとおりです。
- ペグを、縦または横に、1つ飛び越えて移動する。
- 飛び越えられたペグは取り除く。
以下に、ペグを動かす例を示します。
やってみる
ブラウザ上で、ペグ・ソリテールを実行できるようにしました。
ペグをドラッグ移動させると、飛び越えられたペグは自動的に取り除かれます。
ペグの移動がルールに違反していると、ペグは移動せず元に位置の戻ります。
三次元 ペグ・ソリテール
ペグ・ソリテールの初期状態を見ていると、サイコロの展開図に見えてきました。
そこで、ペグ・ソリテールの盤面を立方体にして、三次元で遊べるようにしました。
三次元のペグ・ソリテールも、ペグを移動させてペグを取り除き、最後にペグが1つだけ残るようにします。
遊び方
ペグを動かすルールは、基本的に二次元版と同じように、
- ペグを、縦または横に、1つ飛び越えて移動する
- 飛び越えられたペグは取り除く
ですが、三次元に拡張したため、ルールを少し変更しました。
三次元版のペグ・ソリテールのペグには、面の中心のペグ、角のペグ、辺のペグの三種類あります。
面の中心のペグ
面の中心のペグは、隣り合う面の中心に移動します。
三次元に、拡張したので、立方体を突き抜けますが、動きとしては二次元版と同じです。
角のペグ
角のペグは、隣り合う角に移動します。
これも、動きとしては、二次元版と同じです。
辺のペグ
辺のペグは、動きとして二種類あります。
まず、辺のペグは、対向する辺に移動します。
これも、動きとしては、二次元版と同じです。
二次元版のペグ・ソリテールでは、下図のAの位置にあるペグを、Bの位置に移動できます。
ここでは、盤面を三次元に拡張したので、下図のBの位置と、Cの位置は同一になります。
なので、Aの位置のペグはCの位置にも移動可能となります。
動作の対称性を考慮すると、Aの位置のペグは、Dの位置にも移動できることになります。
そこで、辺のペグは、接続する辺の位置に移動可能とし、移動した場合、角のペグを取り除くようにしました。
三次元ペグ・ソリテール特有の辺のペグの移動の様子を示します。
このルールがないと、角のペグは取れなくなってしまいます。
やってみる
ブラウザ上で、三次元ペグ・ソリテールを実行できるようにしました。
ペグのないところをドラッグすると、全体が回転します。
ペグをドラッグ移動させると、飛び越えられたペグは自動的に取り除かれます。
ペグの移動がルールに違反していると、ペグは移動せず元に位置の戻ります。
ペグのドラッグ操作は、画面と平行に移動します。
ペグの移動しやすい位置に全体を回転させて、ペグを移動させて下さい。
※ 三次元表示や操作には、three.jsライブラリ(https://threejs.org/)を使用しています。